みっころ転がり日記

今年の夏に、一着のワンピース＆カーディガンをプレゼントしたら、たいそう気に入ってくれて、その夏はハハと一緒に服を買い物に行きましたです。

で、秋を感じ始めたこの季節、おれっちのダンナは釣りに行くってんで、「買い物、行く？」と誘ったところ、父をチラリと見やるハハ。父も「ウム。行っておいで」と夏以来の許可を出してくれたので、ようやく行ってきました。

ハハが
「わたしね、服はもらったことしかないの」
と言うとおり、ハハの服っていうのは近所の人々からもらったものが９割。なのに、箪笥（これもいただきもの）はいくつあるんだっていうくらいあって、しかも入りきらないときたもんだ。私は「そういうことが好きなんだろう」と勝手に思い込んでいたんだけど、違っていたわ。

夏のワンピで「自分着てみて、嬉しいと感じる服が存在する」ことを知って以来、「私は、私が着たいと思う服を着よう！」と思い直したっていうんだから。

で、今まで大量にあった服は、知り合いの火事にあった方に譲ったということで、なんつーか、しがらみを断ち切ったような、これから新しい生活！みたいな（オオゲサ）、生き生きとした感じでヨカッタヨカッタと目を細めちゃいましたわよ。

スカートにパンツにシャツにカーディガンに。。。秋らしい、重ね着ができる服を選んで買って、家に帰ってファッションショー。こりゃまた見違えリますな。たいそう喜んでおりました。父もね。

「近所のヒトに、どうしたの〜？って言われちゃうかしら？？ウフ♪」

と鏡を見ながら言うハハに
「娘がいる特権だね」
と言いかけたけど、娘らしいことをほとんどしていない私はムググと詰まらせたのでした。

ありがとうって言わなきゃ〜。

浜口京子さんだって、ちゃんと言ってんだからさ（尊敬）。